「 日本人の、日本人による、日本人のための Jリーグ。 」 ~ 今後、サッカー版 クライマックスシリーズは実現すべきなのか?  

  • 2013/06/29(土) 20:08:09

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 2013年より導入された「 Jリーグクラブライセンス制度 」 ( = J1・J2に所属するクラブに対して組織や財務、施設などに一定の基準を設け、リーグの水準を高めることを目的としたもの。J3は導入予定。 Jリーグのクラブは、三期連続で当期純損失を出すとライセンス資格を失う。 つまり、Jリーグにいられなくなる。) の導入でクラブの経営改善が急務になっている。


また 国際的な圧力があったのか どうかは分かりませんが、 「 Jリーグは、秋春制 ( 秋に開幕し、春に終幕する制度 : プレミアリーグ等、ヨーロッパの主要なリーグは 秋春制 ) へ 然るべき時期に移行する。 」 と明言しており、 「 これで 事前の告知は済んだから、近い将来に実施するよ! 」 と言っているようにも思えます。

そんな中で、このようなニュース記事。

 

 【 Jリーグ ~ サッカー版クライマックスシリーズは実現すべきか。 】

Jリーグの価値を高めるための方策を検討・議論してきた戦略会議(議長・大東和美チェアマン)の中間報告会見が6月28日、東京・文京区のJFAハウスで行われた。
 すでにJ1のシーズンの開催時期を、現状の 春秋制からヨーロッパにならった 秋春制へ「然るべき時期に移行する」点で戦略会議、全40のJクラブの社長で形成される実行委員会、最高議決機関である理事会において承認を得ている。
 今後はファンがより魅力的に感じるJ1の開催方式に議論が移っていく中で、会見に臨んだJリーグの中西大介・競技事業統括本部長は、戦略会議側から3つのプランを実行委員会に提示していることを明らかにした。
3つのプランとは下記の通り。


(1). 2ステージ制の復活

(2). カンファレンス制の導入

(3). スプリットリーグ方式


(1)の 2ステージ制の復活については、早い段階で構想が表面化。
   
(2)の カンファレンス制はMLBやNBA、NFLなどにならってJ1を3つのカンファレンス(東西などの地域)に分け、上位チームによるトーナメント形式で優勝チームを決める方式。

(3)の スプリットリーグ方式は、2種類の方式が考えられている。
ひとつは、通常のリーグ戦を行った上で、上位チームだけのリーグ戦を別途行って優勝チームを決めるもの。スコットランドやベルギーで採用されている方式。リーグ戦の全34試合を終えた後に、さらにリーグ戦を行う。
もうひとつの方式は日本のプロ野球にならい、リーグ戦の上位チームによるトーナメント戦を実施する方式。
いわゆる 「サッカー版クライマックス・シリーズ」(日本プロ野球機構で実施済み) の導入。

戦略会議及び理事会のメンバーである浦和レッズの橋本光夫社長は、リーグ戦の開催方式変更に慎重な姿勢を崩さない。
「議論をせずに決めるのには反対ということ。こうなった原因をもっと検証して、手を打つのであればメリットとデメリットをしっかり議論しないといけない。変更ありきの話しではないよね、ということはずっと言い続けている。個人的な意見を言えば、サッカーはホーム&アウェー方式で年間王者を決めるのが最も公平なやり方。野球のようなやり方は、本来ならばやらない方がいいんだけど。」

 橋本社長の言う 「こうなった」 とは、観客動員数が減り続けている点に他ならない。
スター選手や若手の海外流出が続き、テレビではヨーロッパの主要リーグやチャンピオンズリーグの試合映像があふれている中で、何らかの手を打ってリーグ戦の質を上げなければ先細りになってしまうという危機感はJリーグ及びJクラブ全体が共有している。
今後は7月9日のJ1・J2合同実行委員会で、今後の大会方式に関する是非が話し合われる。前出の中西本部長は「収入増と一般のファンを引き込む両方の施策が見つかれば現状の形式を維持することもありえる。」とした。

<2013年6月28日 ニュースより抜粋>   


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ついに 強行採決でしょうか…   

(1). 2ステージ制の復活( 過去にJ1で実施された2ステージ制は、シーズンを二つのステージに分けてそれぞれの優勝チームを決め、両者によるチャンピオンシップで年間優勝を争う方式。)、(3). スプリットリーグ方式 ~ 終盤での盛り上がりが期待できて 観客動員に 寄与して欲しいという案。

(2). カンファレンス制の導入 ~ 日本はアメリカほど国土が広いわけではないのですが 同じエリア同士のチームが対戦することで、移動時間・費用が削減できそう。
さらに ダービーの試合 (大阪ダービーなど) が多くなって 地域が盛り上がることを期待する案。

        

橋本社長の言う 「 収入増 」 ~ 売上げを上げるための ひとつの手段は 試合数増。


例えば … 

日本のプロ野球は セ・リーグ 6球団とパ・リーグ 6球団を合わせて 12球団。(日本のプロスポーツで唯一、税制優遇されているプロスポーツ・リーグです。)


それぞれのチームはホームゲームとして 72試合を戦うので、リーグでの年間試合数は 432試合。

それが 2リーグあるので プロ野球全体では 864試合になります。


それと比較して、連戦が難しい Jリーグ。  

J1リーグ戦のみで ホームゲームは 17試合。

J1は18チームなので ホーム&アウェイを戦って リーグでの年間試合数は 306試合。

プロ野球に比べると かなり試合数が少ないので 総売り上げ金額も少なくなる。

したがって カップ戦や、J2リーグ 22チームの試合売上げで補填する。  

今後は 更に J3も加わる。 

Jリーグは チームを増やして、試合数を多くすることで 売上を稼ぎ出さなければいけないプロスポーツリーグ。

ただし 下部リーグになるほど 全ての試合が満員には ならないので 経営の厳しいチームの破たんを防いで、リーグ全体を黒字にするために、先の「 Jリーグクラブライセンス制度 」で 厳しく管理しなくては 成り立たない。


 

う~ん、

それと 「 一般ファンを増やすこと。 」 って何 ???

この 「 一般 」 っていうのは その定義が良くわかりませんヮ …


本当に 難しいけど、何とかこれらを 解決できれば良いですよね …


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そうそう、

この記事を見て、『 若者の車離れ が加速している。 』 というニュースを思い出しました。

自動車を購入する … 

私たちが 自家用車を保持するには、まず免許取得代が掛かる。

また、高額を支払って車を購入した後でも、自動車税などの税金、保険代、燃料代、車検代、車庫・駐車料金代 等の 各種維持費の負担が大きいのが現状です。


日本車
  


最近の 「若者の車離れ」 とは、主に30歳代以下の年齢層が四輪自動車を所有・運転しなくなる (できなくなる) 社会的傾向を意味する言葉。

2000年代初頭から日本国内での新車・中古車販売が伸び悩む中、その原因のひとつとして 「若者層の自動車離れ」 が叫ばれるようになったそうです。

  
<要因>
1. 経済的理由。
そもそも自動車を買えない。維持できない。 (若者層の所得の減少や雇用の不安定化などによる購買力の低下。仕事の必要で運転免許を取得できても、自分の車は持つことが難しい。 自動車に金がかかりすぎる。)

2. 自動車に魅力がなくなった。自動車を持つ理由・メリットがない。または自動車を持つことにより、別のデメリットが発生する。
( ライフスタイル自体の変化 ~ 車以外の物への関心、移動手段の変移(自転車通勤)、趣味の多様化。 個人の競争・差異化意識が低下し、車の所有価値が低下。)

3. 自動車市場の縮小。
( 単身・夫婦のみ世帯の増加。特に親と同居している独身者層の新車購入率の極端な低下。 少子高齢化社会に代表されるように、そもそも若者の割合・絶対数が年々減少している。そうなれば、仮に購入する割合が同じでも当然若者に向けての販売台数は少なくなってしまう。)


こうした要素が複雑に絡み合い、個人で車を所有・購入する必要性が薄れ、自動車を「所有しない」あるいは「所有できない」傾向が若年層でとりわけ目立つようになったとされるそうです。

  


アメリカ車 


そして、若者の車離れは、アメリカでも同様らしい。


 【 アメリカでも 「 若者の車離れ 」 ? 】  

国土が狭く、景気低迷・少子化の日本ならともかく、「広大な国土」「車社会」といったイメージの強いアメリカでも…

アメリカ都市部に移り住む30代前半ぐらいまでの若年層が 公共交通機関の利用度を高めている一方、ベビーブーマー世代は 高齢化で車の運転を控えるようになるため、自動車離れは今後さらに加速する可能性が高いと指摘されている。  

米国の新車購入者に占める18~34歳の割合が、過去5年で30%落ち込んでいる。

コンサルタント大手デロイトの調査では、18~24歳の若者の46%が、車を持つことよりもインターネットに接続することの方を選ぶと回答した。

ネットや携帯が原因か? 

< ロイター・CNNニュースより >






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ここで、

無理やり、このニュースより Jリーグに対して ヒントを得るなら …

1. 経済的理由。 ~ チケット代金が高いので Jリーグのスタジアムへ行けない 若者がいるのかも知れないので、もっとチケット・年パスに値引きではない付加価値を付ける。  

2. 自動車に魅力がなくなった。~ Jリーグから有望な若手選手が 海外へ移籍していくことで Jリーグに魅力がなくなるのなら、その代わりに 日本人の「ブランド志向」を 刺激するような海外の有力選手が もっと Jリーグへ簡単に移籍して来られる優遇制度をつくりあげる努力を 実行委員会等が 積極的に行う。

3. 自動車市場の縮小。 ~ 長引く不況による スポンサー企業の撤退が サッカー市場を圧迫している。しかし 不況でも東京ディズニーリゾート等は好調のようで、結構 こだわりのアミューズメント関係には お金を使っている様子です。
Jリーグでも 何かこんな要素を取り入れられたら良いのですけどね … 
  

そして、外出の妨げになっていると思われる 「 インターネット や 携帯関連 」。

これらを 上手く利用できたら、相乗効果が出て サッカーの発展に役立ちそうな気もしますね。



 
まぁ、私には良く分からない話なので、7月9日の J1・J2合同実行委員会の結果を待ちたいと思います。
  
   
何だか長い話になって スイマセンでした …


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